しこ名が貴公俊(たかよしとし)だった昨春、当時の師匠である貴乃花親方(元横綱)が後に相撲協会を去るきっかけの一つにもなった暴力行為を行った十両の貴ノ富士が、2度目の付け人への暴力で事実上の引退勧告を受けた。
本人は協会に提出した要望書で手を出したことは認めたものの、あくまで礼節を教える指導と主張した。だが、昨年10月の「暴力決別宣言」で「指導名目その他、いかなる目的の、いかなる暴力も許さない」との姿勢を明確にしている協会は受け付けなかった。
問題が発覚した当初、角界内で…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル